スペシャルオリンピックス バスケ
こんにちは!職員のAです。
昨日11月21日(日)、北海道教育大学函館校体育館でスペシャルオリンピックスのバスケットボール練習が行われました。
スペシャルオリンピックス日本 公式サイトによりますと、
スペシャルオリンピックス(英語: Special Olympics、略称:SO)とは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。
スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営は「ボランティアと善意の寄付」によっておこなわれています。またスペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちを”アスリート”と呼んでいます。
当グループホーム、ブライトoneの利用者さんであるIさんも”アスリート”です。
高校時代にバスケの経験のある私Aは、娘(中3、バスケ部)を伴って、Iさんの練習の見学へ行きました。娘には一応、バッシュ(バスケットシューズ)を履かせて、練習できる態勢は整えていました。
Iさんに、「娘さんも一緒に練習しようよ」と言っていただいたので、娘は練習に参加させてもらいました。
ボールを使わない練習(ミニハードルを片足や両足でジャンプする)から、ボールを使った練習(レイアップシュート等)、そして試合をしました。
Iさんは、積極的なドリブルから再三ゴールを狙いますが、惜しくもゴールはなりませんでした。一本決めれば、気が楽になって、どんどん決められるようになったのではないかと思いました。
バスケって難しいんですよ。メンタル面が大きく影響します。あのバスケの神様マイケル・ジョーダンでさえ2本に1本はハズすのですから…
シュートが入らなくても、気持ちを切り替えてディフェンスを頑張る。そして、平常心でまた次のシュートを打つ。
人生と同じですね。良い時も悪い時も、平常心。調子の良い時も天狗になったり、傲慢になったりせず、調子の悪い時も自暴自棄にならず、気持ちを切り替えてやるべきことをやる。
本当にこのボール一つから教わることが多いなと改めて実感しました。
私の娘も初対面のIさんやそのチームメイトなどともバスケというスポーツを通じて、一気に距離が縮まり、交流ができるのです。ボール一つあれば、言葉なんてそれほど必要ないんですね。
私は、Iさんのお母さんや北斗高等支援学校のY先生ともお話をさせていただきました。たいへん有意義な日曜日でした。