七夕 2024年
今年もやってきました。七夕。
イベント時の勤務といえば、そうです、私、ブログ担当大臣職員Aでございます。
今年は前日から笹と配るお菓子を用意しました。
函館の七夕についてご存知ない方に説明させていただきます。
ここ函館では、7月7日七夕の日に子どもたちが家々を回ってお菓子などをもらうという風習があります。
軒先に笹が飾られてある家やお店で、子どもたちは歌を歌います。
「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本ちょうだいな」
この歌を歌い終わった子どもたちは、その家やお店の人からお菓子などをもらえるのです。
つまり、笹が飾られていないところには子どもたちは来ないんです。
なかなかよくできた慣習です。笹が飾ってあれば「お菓子の用意がちゃんとできているから来てね」というサインなのです。
思い返せば、去年は当日笹を買いにいろんな店を回りました。
今年は、去年笹を買った花屋に直行し、一発でゲットしました。
しかし、今、去年のブログを見て愕然としました。去年、笹が110円だったんです。ちなみにその前は職員Aの実家の近くの空き地に生えていた笹なのでタダでした。
今年は……220円!
我らがグループホーム、ブライト、物価高騰のあおりをうけております。
このままいくと来年は330円でしょうか?
まぁ、お金の話はこのくらいにして、利用者さんの短冊に書いたお願いごとの話をしましょうか。願い事は原文ママで紹介します。
Ⅰさん:ぜったいおなかなおす。おかあさんといっしょ65しゅうねん おめでとうございます。
Ⅰさんは朝、おなかの調子が悪い日が多く、来週にせまる札幌ツアーのため願い事をしたようです。「おかあさんといっしょ」については願い事でもなんでもありません(笑笑)
Gさん:ふりゐだむ
フリーダム。 つまり「自由」ですね。最年少のGさんらしい願いごとです。盗んだバイクで走りだしそうな勢いが感じられますが、我々グループホーム職員からするとかなり「自由」に生きているように見えます。それでもご本人からすれば「不自由」が多いと感じているのでしょうか。「この支配からの卒業」を目指しているのかもしれません。
Kさん:みんなが健康でいられます様に。
自分の願いというより、みんなのことを考えるなんて素晴らしいです。そうですね。みんなが健康なら、それが一番ですね。健康はお金で買えませんから。
Nさん:今年も早く東京へ行きたい事を願います。
もともと神奈川の生まれで関東地方で育ったということやお姉さまが東京に住んでいることなどから東京へ行きたいと願っておられます。お金を貯めて、東京旅行に行きましょう。
Tさん:お金がたくさん入りますように
結局、お金かい!
おあとがよろしいようで