七夕2022年 Part1
ここ函館では、7月7日、七夕の日に子どもたちが家々を回ってお菓子をもらう風習があります。
どんな家を回っても良いわけではなく、軒先に笹が飾られてある家や店なら良いというルールがあります。
子どもたちは、玄関先などでこんな歌を歌います。
「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本ちょうだいな」
この歌を歌うとお菓子をもらえるという仕組みです。
10月末に欧米で行われるハロウィンと同じようなものですね。
違いといえば、子どもたちは仮装はしません。色とりどりの浴衣姿で家々を回っていきます。
ハロウィンでは、「Trick or treat(お菓子かいたずらか)」とお化けに仮装した子どもたちが言います。「ローソク一本ちょうだいな」と言う函館の子どもたちの方がカワイイですね。
「ローソク一本ちょうだいな」とは言うものの、実際にローソクを子どもたちにあげる人はあまりいません(ゼロではありませんが)。
というのも、ローソクもらって喜ぶ子どもがいないからです。だから、実際にはお菓子をあげるのです。
さて、当グループホーム、ブライトoneでも七夕の準備をしました。
利用者さんも昔は家々を回り、お菓子をもらう側でした。今は、配る側です。もらう人の気持ちもわかる利用者さんは、「お菓子は⚪︎⚪︎が良い」とか「⚪︎× をくれる人がいた」と七夕の思い出話で盛り上がっていました。
お菓子を買ってきて、利用者さんに袋詰めをしてもらいました。30セット用意しました。
それから、笹に飾る短冊にお願いを書きました。
みんな一人一人お願い事を書いたのですが、個性が出て面白いですね。
みんなの願いが叶いますように。