T.H.さん お誕生日おめでとうございます!2025
本日7月2日は、我らがグループホーム、ブライトoneの利用者さんであるT.H.さんのお誕生日です。
去年は、7月2日、3日と2日連続でブログをアップし、T.H.さんご本人発信の「誕生日の主役自ら歌うという斬新な企画」の様子をお伝えしました。
いや~、最高でした。『青い珊瑚礁』 いまだにあの歌唱動画はどうするか決まっていません。
先ほど伺ったところ、今年は『未来予想図Ⅱ』の予定だとか。aikoではなさそうです。
そして、T.H.さん、今年もブライト最年長です!
ところで今年は昭和100年です。これは昭和生まれにとっては朗報です。
万が一ご自分の年齢をお忘れになられても、100からご自分の生まれ年(もちろん昭和何年か)を引けば年齢が出てきます。
T.H.さんは、ご自分の年齢をしっかり覚えておられるでしょう。そういう方です。
さて、今日は利用者さんのお誕生日ということで、それにまつわるお話を。
NHKの『プロフェッショナル』を見て非常に感銘を受けたので、そのお話です。
小児科医である公文和子さんを取り上げた回です。公文さんはケニアで障がい児の支援施設を立ち上げた方です。
その支援施設で誕生日をお祝いするのですが、その理由に私はとても感銘を受けたのです。利用者さんの誕生日をお祝いする理由は、
「命が、喜ばれるように」
だと言うのです。
ケニアでは、障がい児を生んだ親は罪悪感を持ち、子は肩身が狭く、誕生日を祝ったことがない人も多かったそうです。
誕生日をお祝いするということは、この世に生まれてきてくれたことをお祝いするということです。
その命が、喜ばれるように。障がいがあるからといって、生まれてこなければよかったなんて思わないように、誕生日をお祝いするというのです。
素晴らしいことだと思いませんか?
一人一人の命を喜ぶ。そこに障がいの有無は関係ないのです。
すべての命を大切にするということがないがしろにされると、世の中おかしな方向へ進んでしまいます。
「戦争」なんてその最たる例でしょう。
平和な世の中の実現のために、今日も我々グループホーム、ブライトは利用者さんのお誕生日をお祝いします。
「命が、喜ばれるように」