七夕2022年 Part2
7月7日、七夕当日。
当グループホーム、ブライトoneの場所は函館市内の住宅街なのですが、小さい子どもがそれほど周囲にいません。
ですから、そこまで多くの子どもたちでにぎわうということは期待していませんでした。
そもそも、前回のブログを読んでいただければわかると思いますが、もう準備の段階で楽しそうな利用者さんたちの姿が見れて、職員一同十分満足していました。
それでも、せっかくお菓子などを用意したので、誰も子どもが来なければさすがに利用者さんたちもがっかりしてしまうかもしれないと危惧していました。
七夕当日は、近隣の小学校のルールで子どもたちが家々を回るのは夕方5時半から8時までと決まっています。
利用者さんたちは、いつものように5時に夕食を食べて、5時半からの七夕に備えます。
5時半になりました。
グループホームの駐車場にテーブルをセットして、お菓子を置きました。あとは子どもたちが来るのを待つだけです。
最初の30分くらいは子どもはおろか、ひとっこ一人歩いていない状況で、利用者さんたちの間にも不安が広がっていました。
職員Aも「まだ時間あるから」なんて言っていましたが、心の中では『一人でもいいから来てくれ』と祈っていました。
職員Aの祈りは通じました。
男の子が一人来てくれたのです。
利用者さんも初めてのことで慣れていませんでしたが、「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本ちょうだいな」と歌い終わった男の子にお菓子を渡すことができました。
職員一同、もう完全に満足です。ホッとしたという方が正しいかもしれません。
来年は、今年の反省を活かして、もっといい七夕にします!