札幌日帰り旅行 Part3
(札幌日帰り旅行 Part1、札幌日帰り旅行 Part2 の続き)
さて、ここでは利用者Iさんと私、職員Aが参加したスペシャルオリンピックスのイベントについてお話しします。
このイベントは、EKS DAY 2022と言います。
EKS DAY(ユニス・ケネディ・シュライバー・デー)とは、スペシャルオリンピックス(SO)の創設者であるユニス・ケネディ・シュライバーの功績を記念して、7月20日をEKS DAYと定めたものです。
ケネディという名からわかる通り、ユニスはケネディ家の人間です。アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディの妹さんにあたります。
ユニスは、知的障がいのあるお姉さんのローズマリーと育ったことで、知的障がいのある人たちがスポーツを通じて社会参加できるようにという想いを強くします。そして1962年、自宅の庭を開放して知的障がいのある人のためにデイキャンプを開きました。これがスペシャルオリンピックスの活動のはじまりなのです。
当ブログでは、何度もスペシャルオリンピックスの話題を取り上げているので、初めての方は過去のブログを読んでいただくと理解が深まると思います。
さて、このイベントですが、北海道のプロスポーツチームも応援していました。
野球の北海道日本ハムファイターズ、サッカーの北海道コンサドーレ札幌、バスケットボールのレバンガ北海道、フットサルのエスポラーダ北海道です。
各チームのマスコットキャラクターはもちろん、現役選手やOBの選手もかけつけてくださいました。
そもそも、スペシャルオリンピックス日本の理事長は、あのマラソンの有森裕子さんです。
他にも、レバンガの選手、キャプテンの橋本選手とか社長で元選手、というかレジェンドですね、折茂さんにも会えました。コンサOBの河合さんにも会えました。
イベントの中で、当グループホームブライトoneの利用者、Iさんもさまざまなスポーツに取り組みました。
エスポラーダの選手とフットサルをしたり、折茂さんに球拾いをさせてシューティングしたり、とても楽しそうでした。
レバンガ北海道のキャプテン橋本選手にはシュートを褒められ、レバンガに入らないかと言っていただき、Iさんもすっかりその気になっていました。
帰りの車の中では、ずっとその話をしていました。「レバンガに入ることをお母さんは何て言うかな」とか「札幌は遠いな」とか… Iさん…寂しくなるから行かないでください。
それでは夢のような証拠写真、いきます!
すごいでしょ!?
最初は、有森裕子さん。次が左から、橋本選手、折茂さん、松下選手。最後に河合さん。あっ、後ろにBB少し写ってますね。BBは今、流行りのBig Bossではありません。ブリスキー・ザ・ベアー、通称BBです。今、北海道日本ハムファイターズにはフレップというキツネのマスコットがいますが、その前のマスコットがBBです。
BBは写っていますが、私、職員Aは一切写っておりません。またもや、私がそこにいた証拠はありません。でも、いいんです。私が、有森さんや折茂さん、河合さんに話しかけたという事実は消えませんからいいんです。
「有森さん、写真お願いします!」と頼んだのは、確かに私、職員Aなのです。
だから、私は自分で自分をほめたいと思います。