日本海と太平洋の境い目ってわかります?
前々回のブログで「『日本海と太平洋の境目ってどこ?』という件について書きます」と宣言していたので、今回はそのお話。
日本海と聞くと、私たちは「ゴツゴツとした岩場や切り立った崖があり、強風が吹いてて大きな波が立っている」ような荒々しい印象を持っているのではないでしょうか。
私、ブログ担当大臣の職員Aも、日本海側をドライブして海を眺めて、そのような景色ですと日本海来たなぁ〜と思います。
なんか演歌が似合う景色とでも言いますか、日本海は荒々しく、ざっぱーんと大きな白波が立っているイメージです。
ここで今回の問題です。日本海と太平洋の境目ってどこなんでしょうか。気になりませんか?
日本列島の向かって左側に面している海、日本とユーラシア大陸の間の海ならば日本海だろうと推測できますね。逆の右側なら太平洋とわかります。
我らがグループホーム、ブライトのある函館は、津軽海峡に面しています。
この津軽海峡のどこまでが日本海で、どこからが太平洋か気になりませんか?
赤丸のところを拡大します。
以前のブログで北海道の大きさの話をしましたが、その時、函館の位置を確認しましたね。上の図の赤い矢印の先っぽです。
函館と青森の間に横たわる津軽海峡のどこまでが日本海でどこからが太平洋なんでしょうね。
気になりますか? 気になりますね。
引っ張りすぎですか? 引っ張りすぎですね。
それでは正解を。
亀田半島の東端に恵山岬(えさんみさき)という岬があります。現在は合併して函館市の一部ですが、かつては恵山町(えさんちょう)という町でした。この町はツツジが有名で、以前にそのこともブログに書きました。
一方、青森県の下北半島の北東端に尻屋崎(しりやざき)という岬があります(青森に関する情報少なめです)。
この2つの岬を結んだ線が日本海と太平洋の境目だそうです。線で結んでみましょう。
意外と右寄りだなって思いませんか?
この線より左側が日本海で右側が太平洋です。もう一度確認のため図で示します。
ここで、職員Aはとんでもないことに気づいてしまったのです。
津軽海峡ほとんど日本海!
つまり函館から見える海は、日本海だったのです!
「私、ブログ担当大臣の職員Aも、日本海側をドライブして海を眺めて、(中略) 日本海来たなぁ〜と思います」なんて書きましたが、普段から日本海眺めていたんです。
むしろ日本海しか見ていなかったんです。
これからは、室蘭や苫小牧に行った時にしみじみと「太平洋来たなぁ〜」って言いますね。